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2024年11月13日

勉強の秋に集中力を最大化!中学生が知っておきたい集中力アップ術と保護者サポート法

こんにちは、三重県津市で進学塾を運営しているプロスです。暑さも和らぎ、過ごしやすい「勉強の秋」がやってきました。

この時期は集中して学習に取り組むには最適な季節であり、また、受験やテスト対策に向けた準備をする絶好の機会でもあります。
勉強の秋をより効果的に過ごすためには、「集中力をどう保つか」が非常に重要です。

今回は、集中力が持続する時間や集中を妨げる原因、持続力を高めるための工夫や効果的な休憩方法について詳しく解説します。

保護者の方ができるサポートについても触れていきますので、ぜひご参考にしてください。

 

 

1. 集中力はどれくらい持続する?

まず、集中力がどのくらい持続するかを知っておくと、自分の勉強スタイルを組み立てる際に役立ちます。

一般的に、人が集中できるのは約20〜50分程度といわれています。
特に、中学生や小学生などの成長期の子どもたちの場合、集中力が続くのは20〜30分程度が平均的です。

集中力を保つのが難しい時期だからこそ、集中力を高める習慣をこの時期から身につけることが大切です。

短時間の集中を繰り返す方法が効果的

集中力が20分程度しか持続しないと聞くと、「もっと長く集中しなければ」と思うかもしれません。
しかし、実際には短時間の集中を何度も繰り返すほうが効果的です。

例えば、「ポモドーロ・テクニック」と呼ばれる方法は、25分間集中して勉強し、5分間休憩するというサイクルを繰り返すものです。
これにより脳がリフレッシュされ、疲れを軽減しながらも集中力を維持しやすくなります。

集中力を持続させるためのタイムスケジュール例

実際にこの方法を使ったタイムスケジュールを例に挙げると、1時間半の勉強時間を以下のように分けると効率的です。

・9:00〜9:25 勉強

・9:25〜9:30 休憩

・9:30〜9:55 勉強

・9:55〜10:00 休憩

・10:00〜10:25 勉強

このように、短時間の集中と休憩をセットにして繰り返すと、効率よく学習が進みます。

 

 

2. 集中力が持続しない原因とは?

集中力がなかなか続かないのには、いくつかの原因が考えられます。
以下に、集中力が途切れる原因を挙げ、それぞれの対策を紹介します。

2-1. 外部からの刺激が多い

スマホやテレビなどの外部からの刺激は、集中力を大きく妨げる要因の一つです。

例えば、勉強中にスマホの通知音が鳴ったり、近くで家族がテレビを見ていたりすると、そちらに意識が向いてしまい、せっかくの集中が途切れてしまいます。
特にスマホの通知は、SNSの更新やメッセージの着信などが気になりやすく、勉強の妨げになりがちです。

対策として、勉強中はスマホをサイレントモードに設定し、見えない場所に置くことが効果的です。
また、リビングなど家族がいる場所よりも、集中しやすい静かな場所で勉強することを心がけましょう。

2-2. 体調や疲れが集中力に影響する

体調や疲れも集中力の持続に影響を与えます。
特に新学期が始まると生活リズムが崩れやすくなり、体調管理が難しくなる場合もあります。
睡眠不足や栄養バランスの乱れが集中力低下につながり、勉強への意欲を削いでしまうことがあります。

例えば、夜更かしをした翌日は眠気で集中力が落ちたり、食事を抜いたことで血糖値が低下し、ぼんやりしてしまったりすることが考えられます。

このため、規則正しい生活リズムを整え、質の良い睡眠を確保することが重要です。
また、勉強前には軽食や水分補給をし、集中力を保てるように準備を整えておきましょう。

2-3. モチベーションの低下

勉強へのモチベーションが低いと、集中するのも難しくなります。

例えば、勉強の目的や目標がはっきりしていないと、「なぜ勉強しているのか」が分からず、集中しづらくなります。
目標が見えないと、勉強への意欲が湧きにくく、途中で気持ちが途切れやすくなります。

モチベーションを上げるためには、勉強の目標を具体的に設定することが効果的です。
たとえば、「次のテストで80点以上を取る」「苦手な英単語を10個覚える」など、小さな目標でも構いません。

目標があることで集中しやすくなり、達成感も得られやすくなります。

 

 

3. 集中力を持続させるためにできること

集中力を高め、勉強の効率を上げるための具体的な方法を紹介します。
これらの工夫を取り入れることで、集中して勉強に取り組みやすくなるでしょう。

3-1. 短時間集中を心がける

集中力が続かない場合、短時間の集中を繰り返す方法が非常に効果的です。
先述したポモドーロ・テクニックのように、25分間の集中と5分間の休憩を繰り返すことで、無理なく集中力を維持できます。
無理に長時間勉強しようとすると、逆に疲れが溜まり、効率が落ちてしまうため、このような短時間集中を意識してみましょう。

3-2. 目標を明確にする

勉強の前に、今日の目標を具体的に立てることで、達成感を得やすくなり、モチベーションもアップします。
例えば、「今日は英単語を30個覚える」「数学の問題を3ページ解く」などの目標設定が有効です。
目標があることで勉強に集中しやすくなり、達成感も得られやすくなります。

さらに、目標を達成できたら「次はもう少し難しい問題に挑戦しよう」という意欲も湧きやすくなります。

3-3. 勉強環境を整える

勉強環境を整えることも集中力を維持する上で重要です。
机の上は常に整理整頓し、スマホやゲーム機など気が散るものは見えない場所に置きましょう。
また、静かな場所で勉強することも集中力を高めるためには大切です。

塾や図書館など、集中しやすい環境を活用するのも良い方法です。
勉強する空間が整理されていると、気持ちも整い、勉強に対する意欲が湧きやすくなります。

 

 

 

 

4. 効果的な休憩の取り方とNG例

集中力を保つためには、休憩の取り方も非常に重要です。
効果的な休憩方法と、逆に集中力を削ぐ休憩方法について解説します。

4-1. 効果的な休憩方法

短い休憩時間を効果的に使うことで、リフレッシュができ、集中力が回復します。
おすすめの休憩方法には、以下のようなものがあります。

・軽いストレッチや深呼吸

5分間の休憩であっても、肩や首を軽く回したり、深呼吸をすることで血流が良くなり、リフレッシュ効果があります。

・水分補給

水分不足は集中力の低下を招きます。
勉強の合間には水やお茶などを飲んで水分を補給しましょう。

・短時間の瞑想

目を閉じて数分間の瞑想をすることで、心が落ち着き、気持ちをリセットできます。
瞑想は、心の疲れを癒し、再び勉強に取り組むためのエネルギーを回復する効果があります。

4-2. NGな休憩方法

効果的でない休憩の取り方は、逆に集中力を妨げることがあります。
以下のような休憩方法は避けるようにしましょう。

・長時間のスマホやゲーム

短い休憩のつもりでスマホを見始めると、ついつい長時間使ってしまいがちです。
特にゲームやSNSは、集中力を途切れさせる原因となるため、勉強の合間の短い休憩には不向きです。

・寝転んでダラダラ過ごす

短時間の休憩とはいえ、体をダラっとさせてしまうと気持ちが緩み、再び集中するのが難しくなります。
椅子に座って軽く伸びをする程度に留めるのが理想です。

 

 

5. 集中力を高めるための家庭での工夫と保護者のサポート

保護者の方も、集中力を高めるためにできるサポートがあります。
子どもが集中できる環境作りや、適切なサポートを心がけましょう。

5-1. 家庭でできる工夫

家庭での勉強環境が整うだけで、子どもたちの集中力は格段に高まります。
保護者の方も、以下のポイントを意識してみてください。

・静かな場所を確保する

勉強する場所は、できるだけ静かな環境を用意しましょう。
家の中で静かに勉強できるスペースを確保することで、集中しやすくなります。

・気が散らない環境づくり

勉強スペースに、スマホやタブレット、ゲーム機などがあると気が散ってしまいます。
目につかない場所に片づけておくことで、勉強に集中できます。

 

 

5-2. 励ましとサポート

保護者の方が、集中力が続かないことに理解を示し、励ましの言葉をかけるだけでも、子どもにとって大きなサポートになります。
「今日はよく頑張っているね」「少し休憩を入れてみるといいかもね」など、温かい声をかけることで、子どもが安心して勉強に取り組める環境が整います。


秋は「勉強の秋」と呼ばれるように、集中して学ぶのに最適な季節です。
集中力を持続させるためには、短時間集中と適度な休憩を取り入れることがポイント。
また、保護者のサポートも、子どもの集中力を高める大きな役割を果たします。

三重県津市の栄町4丁目、安濃町田端上野、長岡町、広明町にある進学塾プロスでは、一人ひとりの集中力を引き出す学習サポートを行っています。

集中力に不安がある方は、ぜひ一度ご相談ください。