2025年12月08日
最後の冬休みを後悔しないために|入試直前期の過ごし方と心得
受験本番が目前に迫る冬。
焦りと不安の中で、「もう少し頑張れる気がする」
「何か足りないかも」と感じている方も多いはずです。
冬休みは、これまで積み上げてきた力を
“本番で発揮できる形”に整える大切な期間。
詰め込みよりも、時間と心の使い方が結果を左右します。
今回は、入試直前期をどう過ごすかで後悔を残さないための
ヒントをお伝えします。教育の現場に立つプロスの視点から
「勉強」「生活」「心の整え方」を一つずつ
見ていきましょう。
時間を味方に!冬休みの勉強スケジュール術
直前期は「全部やらなきゃ」と焦りやすいもの。しかし、
この時期こそ大切なのは“やることを絞る”ことです。
✅ 過去問を中心に“本番形式”を意識する
実際の出題傾向を分析し、「時間配分」「得点できる問題」を
把握することが第一歩。
同じ1時間でも“本番を想定して解く”だけで
集中力がまるで違います。
✅ 苦手を1つずつ克服する
全科目に手を出すより、苦手分野をピンポイントで潰す方が
得点アップにつながります。「1日1テーマ集中」が理想的。
✅ 休息も計画のうちに入れる
脳は休むことで定着します。夜更かしをしても、記憶が
整理されないままでは意味がありません。
冬休みの勉強計画は、過去問+苦手克服+休息バランスが
カギ。“やり切るより、仕上げる”意識を持つことで、
同じ時間でも結果が変わります。

直前期に整える生活リズムとメンタル
長時間勉強が続く冬休みは、知らず知らず生活リズムが
乱れがち。入試直前ほど、体と心のコンディションが
点数を左右します。
💡試験時間に合わせたリズムを作る
本番は朝から集中力が求められます。夜型生活のままでは、
本番の午前中に頭が冴えません。起床・就寝を
本番時間帯に合わせ、体を慣らしておきましょう。
💡焦りを“力”に変えるメンタル管理
受験期は誰でも不安になります。大事なのは
「不安=準備が足りない証拠」と思わないこと。
努力の記録や模試の得点推移を振り返ると、自分の成長が
見えるはずです。
✅ 生活リズムを固定する
✅ 食事は抜かない
✅ SNSの情報に振り回されない
どれも当たり前のようで、直前期ほど乱れやすいポイント。
心と体を整えることこそ、受験本番で力を発揮する
“隠れた実力”です。
受験直前に避けたい焦りの行動パターン
「あと少しで本番」という焦りが、思わぬミスを生むことが
あります。この時期こそ冷静に、やらない方がいい行動を
整理しておきましょう。
❌ 新しい参考書に手を出す
「もっと良い教材があるかも」と感じるのは自然ですが、
直前期は“定着”が最優先。使い慣れた問題集をもう一度
やり込みましょう。
❌ 夜更かしで詰め込む
達成感はありますが、翌日の集中力を奪うリスクが高い
です。試験当日に眠気を持ち越すのは避けたいところ。
❌ 他人と比べる
SNSで他の受験生を見ると焦りが増すだけ。比べる相手は
昨日の自分、これが一番強い学び方です。
焦りは悪ではありません。ただし、焦りが“暴走”に変わると
努力が空回りします。できることを丁寧に仕上げる。
この姿勢が、直前期の最大の武器です。
本番に向けて整える冬に
冬休みの努力は、点数を上げるだけでなく、心を整える
時間でもあります。不安を感じるのは、それだけ真剣に
頑張ってきた証。
大切なのは、焦る自分を受け止め、やるべきことを続ける
ことです。
努力は一晩で報われません。けれど、最後までやり抜いた
経験は、必ずこの先の力になります。本番を迎える頃、
きっと自分の中に「ここまでやった」という確信が
生まれるでしょう。
私たちプロスは、三重県津市を中心に、子どもたちが
“自分の力で考え、行動する学び”を支える教育に取り組んで
います。焦る時期こそ、一歩立ち止まって心と生活を
整えることが大切です。この冬が、努力を信じる力に
変わりますように。
受験本番まであと少し。もし迷ったら、私たちと一緒に
“整える学び”を見つめ直してみませんか?
👉 公式HPはこちら
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